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糖尿病内科

Diabetes Internal medicine
1.糖尿病の現状

 現在、運動不足や食生活の欧米化、ストレスの増加などの生活習慣の変化等により、我が国の糖尿病患者は確実に増加傾向にあります。厚生労働省の「令和元年国民健康・栄養調査」によれば、糖尿病が疑われる人を含めると、日本人成人の5~6人に1人が糖尿病に罹患(りかん)していると考えられ、国民病と言われています。千葉県においても、糖尿病を主な傷病として継続的に医療を受けている患者数は、平成26年の12万2千人から令和2年には25万人となっており、2倍以上に増加しています。

2.野田病院 糖尿病内科の診療内容・特徴

 当院の糖尿病内科では、糖尿病、脂質異常症、肥満症などの診療を行っています。糖尿病は、インスリンの働きおよび分泌が悪くなり血糖値が高くなる病気です。血糖値が高いままま放置すると、全身の血管障害が進行することにより合併症が起こります。血管障害には細小血管(細い血管)の障害による網膜症、腎症、神経障害、大血管(太い血管)の障害による心筋梗塞、脳卒中、足壊疽などがあります。
 糖尿病治療の根幹は、薬物療法ではなく食事療法、運動療法であるため、患者さんに病気のことをよく理解してもらうことが極めて重要です、このため、当院では糖尿病を専門とする医師や千葉県糖尿病療養資格を有する管理栄養士、そして看護師、薬剤師など、多くのスタッフが一緒にチームを組んで診療にあたり、患者の皆様個々の特性に合った細やかな治療を心がけています。さらに、当院では、糖尿病が原因で発生する様々な疾患の検索を行い、眼科、循環器内科、皮膚科、形成外科と連携を取りながら糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、心血管系疾患の診断・治療、フットケアなど、包括的なケアを行っています。一方、薬物療法に関して、近年様々な新しい機序の経口薬や注射製剤が使用可能となっており、血糖変動を抑え、体重コントロール、合併症の抑制効果も期待できる治療戦略が立てられるようになりました。 当院では、患者さん個人個人に最適な治療を選択し、必要に応じて外来でインスリン療法やGLP-1受容体作動薬を導入し、同時に自己血糖測定も指導しています。

3.職員紹介

医師(非常勤):平石千佳

 

医師(非常勤):東 陽一郎

 

医師(非常勤):森 豊

                               

医師(非常勤):中西 秀

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